こんにちは!
よく「3代目は生まれた時から甘やかされて育ったため、常識も金銭感覚もない」と言われることがありますが、本当にそうなのでしょうか?
もちろんそういう方も一定数いると思いますが、それがマジョリティであるかのように思ってほしくないなと思います。
私の少ない経験則ですが、2代目以降派手なお金の使い方はしづらいため、常識も金銭感覚もないという方は少ないと思います。(高齢の初代社長で、勢いでどうにかしようみたいな困った方は多いです苦笑)
例としては、私の母が父に「自分の貯金の範囲で好きな外車を買いたい」と相談したが、「貯金の範囲だとしても買ってしまうと、従業員の手前仕事がやりづらくなるからやめてくれ」と断ったエピソードがそれにあたるかと思います。
そんな父は、貯金はありますが、普段軽自動車に乗っています。
2代目以降は雇用の維持を重要視
経営者は2代目以降、先代からの従業員もいることからリスクのある事業拡大よりも、まずは事業の維持に重きを置くことが多いです。
事業の維持に重きを置くということは、積極的な投資をせずに、去年並みの売り上げや利益を求めることだと考えています。
そうなった場合経営者は従業員に対して、ほどほどの給料で長く働いてもらうことを求めます。
結果2代目以降の経営者は従業員に対して気を遣い、業務量を抑え、社内環境が良好であるように努めるのです。
なので従業員の不満や嫉妬の種になりそうな、経営者だけがいい車に乗るなど目に見えやすい贅沢を(こだわりがない)2代目以降は躊躇します。
結論
若い3代目よりも圧倒的に高齢の起業社長のほうが面倒臭い。
以上です!