こんにちは!
世界中の3代目候補(創業者の孫)の皆さん、お疲れ様です!
世の中「3代目は創業者の苦労を知らない、見ていない甘ちゃんだから」とかいう言説がまかり通って辟易してませんか。
なかなかしんどさを周りに話すこともできず、心のうちに抱え込むことも多いのではないかと思います。
世の中自分と似たような人がいないかと、検索エンジンで「3代目」と調べてもJ SOUL BROTHERSか「3代目 潰す」といった情報ばかりですよね。
そんな過去の自分のような方に向けて3代目候補あるあるを書いていきたいと思います!
番頭とそりが合わない
結局上司が嫌な奴でこんなやつとは一緒に働きたくないっていうあるあるですね。
私はこれが原因で事業の継承を拒み、社長に事業売却を提案するに至りました。
人間、尊敬ができたり好きな相手に対するパフォーマンスは大きいですが、嫌いな相手にはどこまでもパフォーマンスは落ちますし、ストレスになりますよね。
嫌いな人が転勤も異動もない零細企業で役職持ちだと最悪です。
多くの3代目候補は改善意識を持っていますが、社内の人間からの信頼がまだ厚くないため必ず摩擦が発生しますし、その最たるものが番頭とのものだと思います。
弊社の番頭は精神的に幼く、気分屋で、会社のコスト(備品、車両、水道光熱費等)に対する意識が希薄です。
印象的な出来事の一つとして、ある日ふとホースから水が出しっぱなしになっている状況を見かけた私が水を止めホースを巻きました。
するとブチギレた番頭が飛んできて「これでいいんか!文句ないんか!」と巻き取り式ホース自体を何度も地面にたたきつけてきました。
番頭は自身で作業はしませんが社員の使う作業道具は出しておくようなことがあり、今回はいつ来るかもわからない社員に対してホースを伸ばして水を出しっぱなしにしていたようです。
「お互いの考えのすり合わせが必要なので話し合いましょう」と言っても「お前と話したくない!」と言って軽トラックに乗って去っていったので、私は初期位置までホースを設置し、番頭が伸ばした位置までホースを伸ばし、事務所に戻り別業務を始めました。
すると約10分後に再び例の巻き取り式ホースを持って事務所に入るなり、社長の友達が事務所内にいることも構わず、「これでいいんか!文句ないんか!」と再び何度も地面にたたきつけ、「ガキが舐めてんじゃねーぞ!ボケ!」と威圧してきました。
なだめても終わらない、かたくなに俺は今イラついているからこいつを威圧して自分の言うことを聞かせようという、パフォーマンス茶番怒りを受けていると内心(自分にこいつをクビにする権限ないけど、こんな価値観の合わないやつと事業をするとか無理無理。ある程度の貯えも家賃収入もあるし。会社売って別のことした方がよくね。次はどんな仕事がいいだろう。0からなら何が出来るのかな。)といったことを考えてました。
ほかにも倉庫の電気を何度もつけっぱなしで帰る(そもそもつける必要のない箇所)などしたため、ある程度消し忘れがちなスイッチを入れる際の抵抗になるようにとセロハンテープを張ったことに対して、自分が消灯できていないことを棚に上げて、「嫌味か!」と逆上して社長や私を怒鳴りつける等いろいろありましたね。
今回はここまでにして次回また別のあるあるネタを書いていこうと思います。では!